アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「恭平~~」
後から甲高い声がした。

「おはよ~~」
今どきの女子高生


 あの時の・・・・・

短いスカートから出た
細い脚・・・・・・


私を見て怪訝そうにしてる。

「じゃ…友達もちらほら見えるから
私は行くよ。」


ここから先には
怖くて踏み込めない


「ありがと…帰りよろしく~」


私が立ち去ろうとした背中に

「誰?」
女子高生の声がする。



「ねえさん~」

一言で胸が刺される


「あ!!なんだ~~ぁ
キレイな人だからちょっと心配した。
挨拶したらよかったな~
恭平の彼女ですって…」


「帰りにでも紹介するよ」


「ね~縁結びの神社には絶対一緒に
行ってお守り買おうね。」



「俺はそういうことは
信じないんだけど……」


「夢がないな~恭平は~~~
ま~そういうとこ好き!!」

振り返ると
女の子と恭平は手をつないでいた。

 現実か・・・・・

お似合いの二人が
私の恋心を破壊する・・・・。


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