アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
逃げるように
車を飛ばし家に向かう・・・・。


飛行機はもう飛び立った・・・。


それを待つてたかのように
雪が本格的に降り始めた。


迎えは駐車場にしよう


紹介された時
顔が引きつると思うから


気が抜けた・・・・・・
恭平のいない空間はあまりにも
寂しかった。


どこに恭平がいても
輝いている


ソファーも食卓も
キッチンもトイレだって……


寂しくて死んでしまいそう……


「なんで…好きになったんだろ」

まだ浩二郎を好きな方が
ある意味楽だったかもしれない


「でも…好きなの…
恭平が……どうしたらいいの……」


今日からは
思いっきり泣ける・・・・・

恭平が帰ってくるまでに
涙はからしておこう
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