アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「別れたい……
いいよね?私にも好きな人がいるの。」

足が震えた……


「ちょっと待ってよ・・・・。
一方的じゃね?」



その時携帯が鳴った。


 恭平……


一瞬たじろいた・・・・・。



「出れば?」



「あ…うん……」



「もしもし・・・・」


 こんな時に…恭平ったら…


「さびしくない?」


 こんな時じゃなかったら
 うれしかったよ……


「さびしいよ……」

思わず言ってしまった言葉に


浩二郎が反応した。
< 172 / 668 >

この作品をシェア

pagetop