アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「メリーさんっていうんでしょ?」

恭平が
寝ぼけて呼んだ名前



「え?なに?」


「彼女の名前~前に起こしに行った時
名前呼んで私と間違えたじゃん」


恭平は無言になった。


「恭平・・・・?」


しばらくして
「その話は・・・パス~」
恭平が言った。



「え~~なんで~~」

恭平の現状を知りたい



「今の彼女は 文香って言う名前~」


「あ・・・そうなんだ。」




彼女じゃない名前を呼んだんだ




恭平が大きなあくびをした。


「昨日あんま寝てないからさ…
昨日の今頃 ほんと心配してた俺
あんなに眠れなかったの
久しぶりだった……よかった…」



「ごめんね・・・・・
もう見切りはつけたの・・・                           
彼とつきあってるつもりでいたけど
私自身も浩二郎と同じ・・
そこにあるのは愛じゃなかったって。」



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