アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
シャワーを済ませて
リビングに行くと
奈々さんが後片付けをしていた。


「パパは?」


「寝たわよ。」


「ひどいテンション高いから
恭平の彼女にも失礼なことしなかった?
親父ギャグ連発したり
いなくてよかったわ。」



「うふふ・・・
その通りよ~楽しそうだったわ。」



「全く…新婚のくせに
若い子に鼻の下のばして……」



「仕事大変だから…
久しぶりよ~あんなに楽しそうなの。」
奈々さんがため息をついた。


「店長だからね~
奈々さん…大変?」


「ううん…もっと愚痴ってくれればいいのに
私にはいつもの恵太さんだけどね
ふとした時にさえない顔になってるわ。
もっと甘えてくれたらいいのに
って思ったりして……」



「お手数おかけします」
私は申し訳なくなった。


「あら・・お互い様よ。」


「恭平の方が手かからないって~」


「ほんと?
メグちゃんのおかげで
恵太さんとの生活に集中できて
助かるのよ。」


 罪悪感・・・・
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