アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「いらっしゃいませ」


私たちは受付嬢の営業スマイルで
竹下に挨拶した。


足元では一美さんのキック攻撃を
受けながら

「先日はありがとうございました。」


そう言った。


「休憩は何時から?
一緒にご飯食べたいんだけど?」


私が困ってると
一美さんが

「あと10分後に迎えにいらしてください。」


と言った。



竹下は笑顔で

「ありがとうございます。
では後で・・・・」
そう言って去って行った。

「か…一美さん!!」


「笑顔めちゃめちゃいいじゃん~
出会いは大切にしないと
後で泣くよ~」

一美さんは笑った。
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