アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「おいおい…バック忘れるなよ。」

玄関を開けると甲斐が
立っていた。



「あ~~~甲斐~~~
ごめんね~~」


私は甲斐にしがみついた。



「そう…これおみやげ
帰ってから食べようと思ってたら
やっぱビールでしょうって
買いものしたら
メグにも食べさせてたいな
酒の友にって思ってさ。
ほら、これはメグの分・・・」


そう言って
ビールの6本パックに
やきとりをくれた。



「か~~~い~~ぃ~
もう最高!!!」


あまりの感動に
甲斐に抱きついた。



「風呂あがりだ・・・・・
いい匂いがする・・・・」



「甲斐・・・一緒に飲もうよ・・・・」

泣きながら飲みたくないって思った。


「いいのか?」



「うん…楽しく飲みたい!!」


甲斐の胸で溶けてしまいそうだった。
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