アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「ただいま」



「おかえり」
顔を赤くした恵太さんが
大きな声で言った。



かあさんは横を向きながら
「おかえりなさい」と言った。



「先生に求人票とってもらうから」


「恭平 何そんなに焦ってる?



大学に行かないなら
これからは手職の時代だ。
専門学校とかに進んで
二年間就職のために勉強するって手も
あるんだよ。
恭平はいずれ家族を養っていくんだよ。
しっかりとした
就職をしないと
一生後悔する。
焦るな・・・・もう少し自分を
見つめてみなさい。」



「はい・・・・

考えてはいます
心配かけてすみませんでした。」



恵太さんには
逆らえない・・・・
かあさん大事な人だから



おどろくだろうな
二人が俺の心を知った時・・・・

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