アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
勉強だけはしようと思っている。
負けず嫌いの自分は
進学を目指して勉強する
クラスメートにおいて行かれるのが
絶対にいやだった。


「また来るから」

そう言ってかあさんが帰って行った。


心配そうな顔が俺の心に
突き刺さる・・・・・。


二人が帰って
また恵美さんとの生活に戻った。


恵美さんは輝きを増したように
俺には眩しくうつる


甲斐先生とは
どうなっているのかな


少なくても今の恵美さんを見てると
甲斐先生との仲は
充実してるように思える。


秋が深まって
恵美さんがバルコニーで過ごしている

あの頃一緒にすごした
時間がなつかしいな・・・・
恵美さんのコーヒーが飲みたい


つよがって言った
インスタントじゃやっぱ
物足りないけど
自分が選んだことだから………


部屋のドアをあけて
恵美さんをのぞいた。


柵にもたれかかって携帯をいじっていた。



こんなに近くにいるのに

遠いよね…恵美さん……

< 456 / 668 >

この作品をシェア

pagetop