アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
無邪気に飛び跳ねる女の子


二人の間には
何かがあるのかな…

俺はそんな想像をした。



「みんな音色に夢中になってる。
おまえに好きな人が
できるまでここにいろ。」



「好きな人か・・・・・」



二人の間に静かな時間が流れる



「おじちゃま~」
女の子が甲斐先生の手を引いた。


「あそぼ」



「よ~~し!!」
先生は立ちあがって女の子と
縄跳びを始めた。


「おじちゃんもうまいんだぞ」
先生も無邪気にとびだした。


「……だって…音色は
甲斐の子どもだもん……」


仲良く遊ぶ二人を見ながら
女の人がつぶやいた言葉に
俺は驚いた


 甲斐先生の…子供……???


とんでもないことを
聞いてしまった気がした。
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