アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
『ここんとこ忙しくてゴメン
クリスマスは温泉を予約したよ。
ご機嫌直して待ってて』


甲斐からの連絡に
嬉しかった私……

久々にゆっくり甲斐に会える
朝まで一緒…


待ちに待ったクリスマスだった。


仕事が終わったら
甲斐が迎えにきてくれることに
なっていた。


ホワイトクリスマスを通り越して
街は大荒れだった。


私はウキウキして
甲斐へのプレゼントを抱きしめて
約束の場所に行った。


もう甲斐は来ていて
私は小走りに車に近づいた。


「お疲れさ~姫 参りましょうか?」


甲斐が助手席のドアを開けた。


私は素早く傘をしまって
甲斐の車に乗り込んだ。


「すごい天気だね~」



「でもいい露天風呂になりそうだよ
メグもおいしそうだし
今日は最高のクリスマスになるな~」


そう言ってキスをした。
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