アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
どうしてここに恭平がいるの?
私はそれがわからない
「最近…めっちゃ痩せたよね。
音羽さん……」
「俺も気になってて……
働き過ぎだから…って心配してたんだ。
無理しなくたって
兄貴の残したものだって
住む家だってあるのに……あいつの
性格わかってるのに
もっと気をくばってやればよかった……」
甲斐の声が沈んでいた。
「ママしんじゃう?
パパみたいにお空につれていかれる?」
音色ちゃんの声がかすれてる。
「大丈夫、手術して少し入院したら
すぐよくなるよ・・・・
それまでおじちゃんとお利口にして
待ってような?」
「パパみたいにならない?
パパは死んじゃう時ちゃんとサヨナラ
言ってくれたよ…
ママはおじちゃまといるのが一番いいって…
それがママと音色の
一番の幸せだからって……
幸せになりなさいって……」
音色ちゃんが
父親の遺言を甲斐に話してしまった。
「それ・・・・って?」
甲斐が困惑している。
「でもママが言ったの。
絶対におじちゃまに言っちゃダメって
ママが悲しむこと
音色はしないでねって……
でもママが死んじゃったら……音色
どうしたらいいの?」
頭を抱えた甲斐から
恭平が音色ちゃんを受け取って
抱き上げた。
「ママは強いだろ~
大丈夫だよ!!
おじちゃんも来たからもう安心だろ?」
恭平はそう言った。
私はそれがわからない
「最近…めっちゃ痩せたよね。
音羽さん……」
「俺も気になってて……
働き過ぎだから…って心配してたんだ。
無理しなくたって
兄貴の残したものだって
住む家だってあるのに……あいつの
性格わかってるのに
もっと気をくばってやればよかった……」
甲斐の声が沈んでいた。
「ママしんじゃう?
パパみたいにお空につれていかれる?」
音色ちゃんの声がかすれてる。
「大丈夫、手術して少し入院したら
すぐよくなるよ・・・・
それまでおじちゃんとお利口にして
待ってような?」
「パパみたいにならない?
パパは死んじゃう時ちゃんとサヨナラ
言ってくれたよ…
ママはおじちゃまといるのが一番いいって…
それがママと音色の
一番の幸せだからって……
幸せになりなさいって……」
音色ちゃんが
父親の遺言を甲斐に話してしまった。
「それ・・・・って?」
甲斐が困惑している。
「でもママが言ったの。
絶対におじちゃまに言っちゃダメって
ママが悲しむこと
音色はしないでねって……
でもママが死んじゃったら……音色
どうしたらいいの?」
頭を抱えた甲斐から
恭平が音色ちゃんを受け取って
抱き上げた。
「ママは強いだろ~
大丈夫だよ!!
おじちゃんも来たからもう安心だろ?」
恭平はそう言った。