アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
昨日の睡眠不足で俺は早くに
意識を失った。


物音で目が覚めて
俺は飛び起きた。



階段を駆け下りていくと
驚いた顔をした
恵美さんが俺を見上げていた。



「恭平?」


俺は急いで階段を駆け降りた。



「何してたんだ?」



「あれ
いつ戻ってきたの」



「昨日だよ。
沖縄行ったんだと思ってたのに」



恵美さんに顔が曇った。


「うん…のはずだったんだけどね~」



「甲斐のバカが・・・」
ついつい言葉が出てしまった。



「聞いた?」
恵美さんは悲しく笑った。
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