アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
正直 私はおもしろくなかった。

本当は・・・・・


音羽さんの茶番に巻き込まれた気がして
ならなかった。


甲斐の心をためして
でも大変になったことだし
そろそろ甲斐のとこに
帰ろうかな

そう言っているよな
気がした詩


甲斐だけじゃなくて
恭平までもが音羽さんに
振りまわされてる気がして
ならなかった。



 恭平の想い人ってまさか…



もう被害者妄想たくましく
不安定な気持ちが
勝手に歩き出していく……



恭平は音羽さんから聞いた住所を
地図で見ていた。



 なんかおもしろくない……


車を音羽さんの家に走らせた。
< 592 / 668 >

この作品をシェア

pagetop