アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「もしも・・・・
恭平がおまえのところに来て
何か言っても
もしもだぞ……
おまえは大人の対応をしてくれるよな?」



「おまえは魅力的な子だから
恭平が憧れるのは
もっともだと俺は思う。
恭平がおまえに対してたとえば
恋心をもったとしても仕方がない。」



違うよ・・・・
私が先に好きになったんだよ



「わかってるな。
奈々の誤解かもしれないけど
おまえも上手に断ってくれな。」



罪悪感でいっぱいだった。



「パパ・・・あのね・・・・・」




「なんかほっとしたら
眠くなったよ・・・・・
仕事も最近激務だったからな~
恭平の話でも心配だったし・・・」



今日良く考えて
父に伝えなくちゃ


そう思った。


恭平との恋にやましいことなんかない
もしも約束を守ってくれたなら


この難関も超えなきゃいけない。



こっちにこだわっているのは
私との約束を守ってくれるため?
それなら父に話しておきたい



「明日・・・ほんとのこと
パパに言おう・・・・」
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