アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
『恭平 久しぶりにメグと会って
メグはなんだか少し変わったような
気がしたよ。
かあさんと久びさに
水入らずで話ししたか?
かあさん 恭平が最近何も言ってくれないって
寂しがってたぞ。
おまえはかあさんの宝物だからな。
悲しませるなよ。
俺が奈々を守れないときは
恭平が守ってやれよ。
俺達は親一人 子一人で太い絆で
結ばれているんだから……
自分の思ってること
信じてることかあさんに
きちんと話してみなさい。
きっとわかってくれるよ。
ただ…かあさんが悲しむことは……
俺としても一応阻止しなければ
いけないけど……
でもそれでもおまえがそうしたいなら
わかってもらえ。
子供の幸せを願わない親はいないからさ。』


うちに泊まった夜 
寝る前に恭平に送ったようだった。



「パパったら・・・・」


父の優しさを
しみじみと感じた。
< 647 / 668 >

この作品をシェア

pagetop