アイシテルって言えなくて～大人女子と高校生の恋

「お祝い　お祝い
今日は無理言ってメグちゃんに
サプライズゲストで
来てもらったのよ～
一緒にお祝いしようって～」


「そうなの？
ビックリしたよ。
恵美さんも大変だったね。
かあさんのサプライズには・・・」



「あ…うん…
でもよかった。
いいもの見られたし……
こっちは春だし……」




「じゃあ…かあさんは行くから
あなたたちはさっき言った通りに
動いてちょうだいね。」



「ちょ…何だよかあさん。
意味がわかんないけど
恵美さんはホテルに泊まらすの？」


恭平が言った。



「何言ってんの～
二人で泊まるんでしょ？
今日は私と恵太さんからのプレゼント
恭平は就職も無事に決まったし
メグちゃんとお祝いしなさい。」




「かあさん？
意味がわかんないけど……」


私も恭平も今一つ意味が
わからなくて困惑していた。