アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「恵美さん・・・・
もうビールないからね。」


ミネラルウォーターを飲みながら
恭平が近づいてきた。


ハッと気づくと
私の周りに空き缶が立っている。


「あら~三缶も飲んじゃったんだ~
あはは~飲みすぎじゃん~
あはは~」

ハイテンションな自分は
きっといつまでも携帯がならない
イライラが募ってる。

「あのばか男 なんで電話してこない!?
ふざけんなよ!!
もう絶対別れてやるんだから。」



「恵美さんもう寝たら?」


恭平が私をひっぱって
大きなベットに寝かせてくれた。


「ありがと…恭平……
恭平はあんな男になっちゃダメだよ
彼女ほったらかしにして……
ずるい男にならないで……」

また涙が出てくる。
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