金髪にピアス。優しい彼-李空side-


女の子…咲樹はお辞儀をして下駄箱に行こうとした。


「ねぇ。」


思わずひき止めた。


何となく寂しかった。


咲樹ともう話すことがなくなるんじゃないかって。


大袈裟かもしれないけど、もう会えないんじゃないかって。


ただ何となく寂しかった。


この気持ちって、何だろう。


ドキドキしてるのと関係あるのかな?


僕は咲樹に近づいた。


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