携帯小説的恋
∽順的思考∽
◇日常
「あんなヤンキー、こっちから願い下げよ!」
あたしが出した大きな声にみんなが一斉に振り向いた。
「な、なに? 当然のこと言っただけなのに」
あまりのみんなの反応の良さにあたしが戸惑っていると、
「さ…や…、うしろ……」
目の前の里香が目を泳がせながら、あたしの後ろを指差した。
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◇日常