携帯小説的恋
まず、当日、

今日はデートレポートの為、一日彼女の演技をすることを宣言する。

そして、

月人君にも、順ちゃんを彼女として、しっかりエスコートすることを約束させる。

遊園地に入ったら、

最初は何気なく手を繋ぎ、

次第に身体に触れる回数を増して行く。

お弁当の時間が中間的分岐点。

ここでぐっと月人君の関心を順ちゃんに惹き付ける。

やっぱり、から揚げとおにぎり。

甘い厚焼き玉子はかかせないでしょう。

お袋の味、でぐっと身近に存在を感じたころ、思い切って、そっと腕を絡ませてみる。

月人君が嫌がる気配がなければ、もう一気に恋人モードに突入。

甘える仕草や、上目使いを駆使して、順ちゃんの可愛い女を印象つける。
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