携帯小説的恋
頭の上から月人君の声が降ってくる。

月人君は毎週日曜、少年ラグビーチームのコーチをしてるんだって。

そこでマネージャーをしてるお姉さんから、この遊園地のチケットを貰ったんだそうだ。

その少年ラグビーチームは企業が社会貢献事業として運営しているもので、その企業の広報担当者がそのお姉さんなんだって。

あ、あたしのレポートはそのお姉さんが読むのかな?

なんだか、ちょっと恥ずかしい。
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