携帯小説的恋
「なになに……

つきひと君 いつもコメントありがとう……って、

お前がジェイ?」

わぁ~

なにこいつあたしの携帯、勝手に開いて読んでんのぉ~

って、まぁ、開いたマンマだったんだけどね。

『お前がジェイ?』って……

キャァ……

もしかして、あたしの読者?

あたしは恐る恐る顔を上げ、その黒壁の存在を確かめた。
< 12 / 205 >

この作品をシェア

pagetop