携帯小説的恋
∽レポートの行方∽
「ほんと、月人君の声って大きいわよね」
マノさんが呆れたように呟いた。
「ほんとですよぉ~
興奮すると大声になるから、びっくりしちゃいます。
あ、そうだ、マノさん、先日は遊園地のチケット、ありがとうございました。
で、早速ですが、あたし今日お約束の遊園地レポート持ってきました」
忘れないうちに、
と、あたしは鞄から、ワープロ打ちしたレポートをマノさんに差し出した。
「レポート?」
怪訝そうな顔で、マノさんが首を傾げた。
「え、だって、月人君が、レポートを書くって条件付で遊園地のチケット貰ったって……」
「あ、そ、そうだった、思い出した、そのレポートね」
マノさんは、あたしのレポートを受け取ると、
――あんまり、早いから、何のレポートかと思っちゃった……
とあたしを安心させるように小さく呟いた。
マノさんが呆れたように呟いた。
「ほんとですよぉ~
興奮すると大声になるから、びっくりしちゃいます。
あ、そうだ、マノさん、先日は遊園地のチケット、ありがとうございました。
で、早速ですが、あたし今日お約束の遊園地レポート持ってきました」
忘れないうちに、
と、あたしは鞄から、ワープロ打ちしたレポートをマノさんに差し出した。
「レポート?」
怪訝そうな顔で、マノさんが首を傾げた。
「え、だって、月人君が、レポートを書くって条件付で遊園地のチケット貰ったって……」
「あ、そ、そうだった、思い出した、そのレポートね」
マノさんは、あたしのレポートを受け取ると、
――あんまり、早いから、何のレポートかと思っちゃった……
とあたしを安心させるように小さく呟いた。