携帯小説的恋
それから、あたしが桃花ちゃんの『野いちご』の感想ノートにお邪魔して、桃花ちゃんがあたしの作品に気付いて。
「なんだ、順ちゃんも書いてたんだ」
桃花ちゃんが気付いてくれて、ホッとした。
正直、桃花ちゃんみたいに『読んで感想聞かせて』なんて言える度胸っていうか、勇気っていうものがあたしには無くて。
Jとして小説書いてるあたしは、ある意味別のあたしであって、なんとなく気恥ずかしくて、大きな声ではとても言えない。
でも、
「あたしは、Jの小説好きだよ。
順ちゃんが書いてるって思うと、もっと好きかも」
って、桃花ちゃんは屈託無く笑ってくれる。
「なんだ、順ちゃんも書いてたんだ」
桃花ちゃんが気付いてくれて、ホッとした。
正直、桃花ちゃんみたいに『読んで感想聞かせて』なんて言える度胸っていうか、勇気っていうものがあたしには無くて。
Jとして小説書いてるあたしは、ある意味別のあたしであって、なんとなく気恥ずかしくて、大きな声ではとても言えない。
でも、
「あたしは、Jの小説好きだよ。
順ちゃんが書いてるって思うと、もっと好きかも」
って、桃花ちゃんは屈託無く笑ってくれる。