Smile
その次の日

部活があって早めに家を出て学校にむかっていた

いつもと何も変わらなかったんだ…

「お前、月島か?」


不良に囲まれるまでは。

名前を呼んで近づいてきたのは

音沢高校のアタマとその不良仲間だった

その頃の俺は髪の毛も真っ黒で

そんな不良に目をつけられるような目立ったやつじゃなかったから

どうして、呼び止められているのかが
不思議で仕方なかった

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