Smile

「これが、剛くんの過去だよ…」

すべて話終わった祐太は不安げに奈緒をみた。

「剛斗さん…」

「そんなに…剛くんが気になる?」

「え…祐ちゃん?」

いきなり低くなった声に奈緒の顔色が変わった

そんな奈緒に祐太が近づいた

「俺、すっげぇ剛くんに嫉妬してる…
奈緒に俺だけを見てほしい…
俺、奈緒が好きなんだ…」

そう、言うと祐太が顔を近づけて唇を近づけた

「いやッ!祐ちゃんやだ!
剛斗さんッ!」

ガラッ

奈緒が祐太を突き飛ばすと同時にドアが開いた
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