弱いあたし


「じゃあ寝よう。奈緒、お前はそこで寝ろよ」

あたしが座ってるベッドを指差す。

ベッドは2つあって別々で寝るという。

よかった。

「じゃあまた明日な、おやすみ」

「おやすみ・・・」

電気を消して目を閉じた。

明日からはいつもと違う毎日を送ることになるだろう。

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