これが僕らの勇者伝!
「ただいま、せん。りよ。」
「おかえ~!」
「はぁ~きもちよかった(二つの意味で)!」
「テントの準備できてますんで、もう寝ますか?」
「あれ?なんでテント2つあんの?」
「なんでって…、当然だろうよ…。男用と女の子用と…」
「えぇ~っ!?普通ここは1つだろうよ!男女混ざって1つのテントで雑魚寝!そこから生まれるウフフな展開!」
「りよ、俺にも幻術教えてくんね?」
「あ、いいですよ?こうするんです。『男祭の幻術』!」
シュウゥゥゥ…
「なんだ?…ん?………………ぬあぁぁぁぁぁっ!ふんどし一丁のムキマチョ男どもが向かってくるぅぅっ!いやぁぁぁぁぁあっ!」
バタンッ!
「はい、終了。じゃ、おやすみ~。」
「「おやすみなさ~い。」」
「けん…二人っきりだね♪」
「お前なにに目覚めたぁぁ!?」