春の太陽、私の太陽、君は太陽。
私の太陽




今日から新学期、玄関の前の掲示板の
前にはたくさんの人が群がっている

私も人をかき分けて前のほうに行く

みんなが見てるもの、それは
新しいクラスが書かれた紙

喜ぶ人、不満な人もいる中
私は早速自分の名前を探す

AからHまであるため
探すのはとても大変だ

「有明有明有明…」

1-Aから順に見ていく

すると突然隣りから何年も前から
知ってる声が聞こえてきた

「はーるね、また同じクラスだな」

私は顔を上げた

そこに居たのは何年も
ずっと片思いしてるアイツ

「えー!?また?」

嬉しくて嬉しくてたまんないのに
ついつい照れくさくて嫌そうに言っちゃう



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