春の太陽、私の太陽、君は太陽。



始業式から一週間、後ろの席から
君を見つめるのが日課になっていた

栗色の髪の毛に優しい大きな目、
学ランの下には派手なパーカー着て
178と結構長身ですらっとして
学校でもだいぶ目立つ人気者の君

いつも笑顔で
誰にも優しくて
しょっちゅうふざけてて
だけど時々真剣な顔する
そんな君がずっと好きなの

でもそんな性格だから
何回も君を嫌になった

だってみんなに優しいんだもん

女の子にも優しいから妬いちゃうの

でも、嫌でも嫌いにはなれなくて
ずっとずっと片思いしてる

…いい加減私の気持ちに
気付いてよね…俊輔…




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