春の太陽、私の太陽、君は太陽。



すると急に肩を叩かれた

「何してんの?」

私の好きな声、大好きな声

もう何回目だろう

一人で妬いて
一人で拗ねて
そしてその後に
俊輔に優しい声かけられるの

ずるいよ、だから嫌いになれないんだよ

「…ばか」

思わず呟く

「えっ何がだよ?」

それは顔をしかめてる声

顔見なくても声で分かる
もう君の事結構分かるんだよ

そのくらい大好きなんだよ

「いい加減気付いてよ…」



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