心の瞳
担任が部屋からでていったら沈黙沈黙・・・
「俺帰るわ。」
ガタっと立ちあがって澤田先輩は一言いうと
部屋を出て行ってしまった。
あーあっあの人かっこよかったのにな~
3年生なんてあったりすることなんて
全然なかったからあんなに
かっこいい先輩がいるなんて知らなかった。
彼女とかいるのかな?
部活とかやってるのかな?
なんであたしずっとあの先輩のこと考えてんだろ
作文書こうとしても全然集中できないしっ
あたしも帰ろうかな~
ガラっ
突然あいたドアにびくっとすると
生徒指導の先生とだるそうな顔をした
澤田先輩がいた。
「柳瀬。お前こいつ見はっとけよ」
そうガタイのいい先生にゆわれて
澤田先輩は頭をがしがしやられていた