外見うさぎ中身もうさぎ
その瞬間、壱希と達樹の顔が強張る。
「大丈夫だよ、こんな遅いし誰も見てねえ」
淳司の言葉の意味が理解出来ない、私と真理子。
訳のわからないまま民宿に戻る。
民宿に戻る最中に、少し悪そうな感じの男子グループが前から歩いて来た。
「姉ちゃん達、可愛いね〜」
「俺、2人ともタイプだよ」
そのグループが、私と真理子に声をかけてきた。
「しかもぉ、ブラ透けてるし〜」
「俺達興奮しちゃう♪」
「そっちの子、紫か♪きわどいねー」
「ピンクもいいね♪」
私と真理子は、サッと胸の辺りを隠し真っ赤になる。
…壱輝と達樹の言ってたことが今わかった………
私達、馬鹿すぎる…