外見うさぎ中身もうさぎ
「こいつらに、手出さないでくんない?」
「あぁ…お前等のツレ?」
「「こいつ俺のだから」」
そう言って、達樹は真理子に壱輝は私に相手に見せ付けるようにキスをした。
「フゥー♪お邪魔しましたあ〜」
相手のグループは、私達を冷やかしてすれ違い様に私達のブラのホックを後ろから外していった。
「やっ!」
「あっ!」
私達が声を上げるのを、ニヤニヤと見て去って行った。
「だから、言っただろ………馬鹿」
「ごめんなさい……」
達樹は、そっと真理子のTシャツの後ろから手をいれてブラのホックを止め直した。
壱輝も何も言わず、達樹と同じ動作をした。
「これ、着とけ」
そう2人に言われ、私達は素直に渡されたビチョビチョのパーカーを着た。