ivory
「美沙はどうなの?相変わらず・・・」
一瞬、夏穂の眉間にしわが入る。
「うん、キャバクラで働いてる。」
正確には、キャバクラで働いていた、だ。
半年もしないうちにキャバクラを辞めてそれからデリヘルで働くようになったのだ。
「そっかぁ・・・大変そうだね。でも本当にびっくりする位色っぽくなったよね?いいな、私も夜働こうかな?」
“思ってもないことを”
夏穂は注文したベイクドチーズケーキを頬張った。
私も食べかけのモンブランにフォークを刺した。
甘ったるいクリームが口に広がる。
そう言えば今日はまだ何にも食べてなかった。
「そー言えば、mixiって知ってる?」
思い出したように夏穂が言った。
「うん?SNSでしょ?共通の趣味とか地域とかで友達作るヤツ。」
興味が無くまた煙草に火を付ける。
「私最近それで音信不通になってた子と再会したんだー。」
「へー、そんなん出来るんだ?」
「そうそう、どこどこ小学校コミュとか色々あってさ、そこの卒業生が入ってるからいるかなーと思って探したら、実際いて連絡取れたワケよ。」
「小学校卒業以来の再会だったからお互い大人になっててちょっと感動しちゃった。」
「良かったねーいいな、そんな再会。」
「美沙はいないの?再会したい人。」
一瞬、夏穂の眉間にしわが入る。
「うん、キャバクラで働いてる。」
正確には、キャバクラで働いていた、だ。
半年もしないうちにキャバクラを辞めてそれからデリヘルで働くようになったのだ。
「そっかぁ・・・大変そうだね。でも本当にびっくりする位色っぽくなったよね?いいな、私も夜働こうかな?」
“思ってもないことを”
夏穂は注文したベイクドチーズケーキを頬張った。
私も食べかけのモンブランにフォークを刺した。
甘ったるいクリームが口に広がる。
そう言えば今日はまだ何にも食べてなかった。
「そー言えば、mixiって知ってる?」
思い出したように夏穂が言った。
「うん?SNSでしょ?共通の趣味とか地域とかで友達作るヤツ。」
興味が無くまた煙草に火を付ける。
「私最近それで音信不通になってた子と再会したんだー。」
「へー、そんなん出来るんだ?」
「そうそう、どこどこ小学校コミュとか色々あってさ、そこの卒業生が入ってるからいるかなーと思って探したら、実際いて連絡取れたワケよ。」
「小学校卒業以来の再会だったからお互い大人になっててちょっと感動しちゃった。」
「良かったねーいいな、そんな再会。」
「美沙はいないの?再会したい人。」