幕末〓冷血の鬼

お花見

龍馬さんに会ってから数日が経ち、桜は満開となる季節になった。


「恋花さん、起きてますか?」

沖田さんは、ルンルン気分で私の部屋に入ってきた。


「おはようございます。どうしたんですか?そんなに上機嫌で。」


「今日皆でお花見に行くんですよ。」


「お花見?」


「はい。桜が綺麗に咲いていますし。早く支度をして下さい。」


「わかりました。」


私がそう言うと、沖田さんはニコッと笑って部屋から出て行った。
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