幕末〓冷血の鬼
「ならやらなきゃならねえ。最初に新見を殺す。切腹にしてな。」


「新見をか?」


「ああ。」


新見とは立ち会ったことがあるが、俺と同じくらいの力がある。


下手をすればこっちがやられるだろう。


「芹沢の右腕の新見が死ねば、芹沢は半分の力を無くす。」


「なるほど。」


「総司、斎藤、左之助、新八は明日俺と来い。」


俺がそう言うと総司達は頷いた。
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