幕末〓冷血の鬼
第四幕
局中法度
次の日、隊士達は大きな部屋に集まり何故か今回は私も参加する事になった。
「みんな集まっているな。では歳頼む。」
近藤さんがそう言うと土方さんは頷き、大きな紙を出してきた。
「隊士も増え、新選組は大きな組になった。これからが大切になってくるだろう。だから局中法度を公示する。」
土方さんは、そう言うと畳んでいた紙を広げた。
そこに書かれている文を見て、顔を青ざめる隊士、気絶寸前の隊士いろいろいた。
それもそのはずだ。
『一 士道に背くまじき事
一 局を脱するを許さず
一 勝手に金策致すことを許さず
一 勝手に訴訟を取り扱うことを許さず
一 私闘を許さず
右の条文に背く者には切腹を申し付ける』
紙に書かれていた五箇条はどれも罰則が切腹だったのだ。
「みんな集まっているな。では歳頼む。」
近藤さんがそう言うと土方さんは頷き、大きな紙を出してきた。
「隊士も増え、新選組は大きな組になった。これからが大切になってくるだろう。だから局中法度を公示する。」
土方さんは、そう言うと畳んでいた紙を広げた。
そこに書かれている文を見て、顔を青ざめる隊士、気絶寸前の隊士いろいろいた。
それもそのはずだ。
『一 士道に背くまじき事
一 局を脱するを許さず
一 勝手に金策致すことを許さず
一 勝手に訴訟を取り扱うことを許さず
一 私闘を許さず
右の条文に背く者には切腹を申し付ける』
紙に書かれていた五箇条はどれも罰則が切腹だったのだ。