幕末〓冷血の鬼
「恋花さん、落ち着いて下さい。貴女はここにいてはいけません。早く池田屋から出て下さい。」


「でも!」


「お願いです。私は貴女を失いたくない。早く池田屋から出て下さい。」


沖田さんにそう言われ私は頷き池田屋から出た。


池田屋から出ると土方さん達が池田屋に着いたところだった。


「土方さん!!」


「恋花!お前なんでこんな所にいるんだ!?」


土方さんはそう言って私に駆け寄ってきた。


「土方さん、会津の連中が来ましたよ。」

「チッ。今頃お出ましか。お前らは池田屋に入れ!恋花お前は俺から離れるな。」


土方さんはそう言って会津の人達を1人で待ちうけた。

< 171 / 627 >

この作品をシェア

pagetop