幕末〓冷血の鬼
「本当にお前はガキんちょだな~。」
「原田さん!ガキって何ですか!?」
「すぐにそうやって大きな声を出すところとかだ。此処に来たばかりの頃は大人しくてえらく大人びてると思っていたが、数日経つとこんなんだもんな。」
「確かにしとやかな女だと思ってたが実際はまだガキだもんな。」
「2人してガキガキって!!そんなに言うなら2人のぶんのご飯作りませんから!」
私がそう言うと原田さんは私の肩をガシッと掴んだ。
「悪かったよ。飯抜きは勘弁だ~。ほら、腹が減っては戦はできぬと言うだろ?」
原田さんの慌てぶりが可笑しくなりクスッと笑うと、永倉さんは私をジッと見た。
「何ですか?」
「お前本当、表情豊かになったよな。よく笑うようになったし。土方さんのおかげか?」
永倉さんはそう言ってニヤリと笑った。
「原田さん!ガキって何ですか!?」
「すぐにそうやって大きな声を出すところとかだ。此処に来たばかりの頃は大人しくてえらく大人びてると思っていたが、数日経つとこんなんだもんな。」
「確かにしとやかな女だと思ってたが実際はまだガキだもんな。」
「2人してガキガキって!!そんなに言うなら2人のぶんのご飯作りませんから!」
私がそう言うと原田さんは私の肩をガシッと掴んだ。
「悪かったよ。飯抜きは勘弁だ~。ほら、腹が減っては戦はできぬと言うだろ?」
原田さんの慌てぶりが可笑しくなりクスッと笑うと、永倉さんは私をジッと見た。
「何ですか?」
「お前本当、表情豊かになったよな。よく笑うようになったし。土方さんのおかげか?」
永倉さんはそう言ってニヤリと笑った。