幕末〓冷血の鬼
「そんな………」
「池田屋の事件の時、私はあなたに池田屋の場所を教えあなたを傷つけてしまいました。すいません。」
「それは、私が池田屋の場所を聞いたからで……」
「違うのです。私は刀を持てなくなってから周りが違く見えるようになりました。誠という字を背に刀を振るう事が正義。そう思っていたのですが……。」
山南さんはそこまで言うと黙りこんでしまった。
「山南さん?」
「村の人の笑顔を見ていると、私は何のために刀を振るっていたのかわからなくなりました。京の治安を守るため、そうは言っても京の治安は良くならず逆に悪くなっている。」
「そんなこと無いですよ!」
「池田屋の事件の時、私はあなたに池田屋の場所を教えあなたを傷つけてしまいました。すいません。」
「それは、私が池田屋の場所を聞いたからで……」
「違うのです。私は刀を持てなくなってから周りが違く見えるようになりました。誠という字を背に刀を振るう事が正義。そう思っていたのですが……。」
山南さんはそこまで言うと黙りこんでしまった。
「山南さん?」
「村の人の笑顔を見ていると、私は何のために刀を振るっていたのかわからなくなりました。京の治安を守るため、そうは言っても京の治安は良くならず逆に悪くなっている。」
「そんなこと無いですよ!」