幕末〓冷血の鬼
「近藤さん、伊東は何故恋花を誘ったと思う?」


「恋花くんは、よく働くし飯も美味いからじゃないのか?」


やはり、俺以外が考えたらそう思うだろう。


だが俺の感が正しければ、伊東は俺に対する嫌がらせをするつもりだったのだろう。

そして上手く恋花を丸めれば、恋花を使い俺を殺す事も出来ると考えるに違いねえ。

「近藤さん、この話は伊東の様子を見て決めよう。」


俺がそう言うと近藤さんは頷いた。
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