幕末〓冷血の鬼
「わかった。新八には俺から言っとく。平助を死なせはしねえ。」


「ああ。頼んだぞ。」


俺がそう言うと、原田は永倉の部屋に行った。


俺は部屋に戻り、伊東をどうやって殺そうか考えた。


頭がキレる奴だから一筋縄ではいきそうもねえ。


確実に伊東を殺す方法を俺は伊東暗殺の日までずっと考えていた。
< 366 / 627 >

この作品をシェア

pagetop