幕末〓冷血の鬼
しばらくすると廊下からドタドタと慌ただしい音が聞こえ勢いよく恋花が部屋に入ってきた。

「遅れてすいません!」


そんな恋花を見て近藤さんは微笑んだ。


その後、お互いに紹介が終わると左之助が直ぐに酒を飲み始め、恋花に武勇伝を話始めた。


恋花は、楽しそうに笑っているがやはり目の奥には悲しみがある。


恋花は、左之助が離れると静かに部屋から出て行った。
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