幕末〓冷血の鬼
「だがな……歳。我々が勝てば甲府城を頂ける。そう簡単に引くわけにはいかなかろう。」
「隊士が死んでもか?」
「多少の犠牲はしょうがなかろう。」
(今の近藤さんに言っても無駄か…)
今の近藤さんは隊士達の命よりも甲府城の方を気にしてしまっている。
(このままでは、左之と新八はこの戦が終わって生きていたら新選組からは抜けてしまうな。)
今朝、俺は新八と話をした。
『土方さんよ。今回の戦でもし、近藤さんが隊士達よりも甲府城の方を気にかけて、隊士達を犠牲に…無駄死にさせるような真似をしたら、俺は新選組から抜けさせてもらうつもりだ。』
「隊士が死んでもか?」
「多少の犠牲はしょうがなかろう。」
(今の近藤さんに言っても無駄か…)
今の近藤さんは隊士達の命よりも甲府城の方を気にしてしまっている。
(このままでは、左之と新八はこの戦が終わって生きていたら新選組からは抜けてしまうな。)
今朝、俺は新八と話をした。
『土方さんよ。今回の戦でもし、近藤さんが隊士達よりも甲府城の方を気にかけて、隊士達を犠牲に…無駄死にさせるような真似をしたら、俺は新選組から抜けさせてもらうつもりだ。』