幕末〓冷血の鬼
「近藤さん、土方さん、いよいよ行ってしまわれるのですね…」
俺達を見送りに来た総司が俺と近藤さんを交互に見た。
「総司、大丈夫か?無理して見送りに来なくても良かったのだぞ。」
「嫌ですよ。私は皆と一緒に行くことができません。せめて近藤さん達の見送りくらいはさせて下さい。それから近藤さん、生きて帰って来て下さい…。」
「ああ、帰って来るさ。総司は自分の体を大切にして俺達の帰りを待っていてくれ。」
近藤さんがそう言って総司の頭を撫でると総司はニコッと笑った。
「はい。待っています。帰って来たらまた私の頭を撫でてくれますよね?私、近藤さんに頭を撫でられるの好きなんですよ。
総司はそう言って人懐っこい笑顔を近藤さんに向けた。
俺達を見送りに来た総司が俺と近藤さんを交互に見た。
「総司、大丈夫か?無理して見送りに来なくても良かったのだぞ。」
「嫌ですよ。私は皆と一緒に行くことができません。せめて近藤さん達の見送りくらいはさせて下さい。それから近藤さん、生きて帰って来て下さい…。」
「ああ、帰って来るさ。総司は自分の体を大切にして俺達の帰りを待っていてくれ。」
近藤さんがそう言って総司の頭を撫でると総司はニコッと笑った。
「はい。待っています。帰って来たらまた私の頭を撫でてくれますよね?私、近藤さんに頭を撫でられるの好きなんですよ。
総司はそう言って人懐っこい笑顔を近藤さんに向けた。