幕末〓冷血の鬼
それから私は調理場に行きお膳を広間に運び終わると、いつも座っている場所に座った。
いつもは、隣に座っている土方さんがいなくて空いた場所を見ていると原田さんが私の頭に手を乗せた。
「恋花、食わねえなら俺がもらっちまうぞ。」
原田さんは、そう言うと私のお皿に乗っていた沢庵を1つ箸で摘み口に入れた。
「原田さん、それ私のですよ!!」
「ちゃんと食わねえお前が悪いんだよ。ほら、ちゃんと食え。」
原田さんなりの気遣いだとわかり私は、頷くと食べ物を口に運んだ。
(皆に心配させちゃっているな………)
いつもは、隣に座っている土方さんがいなくて空いた場所を見ていると原田さんが私の頭に手を乗せた。
「恋花、食わねえなら俺がもらっちまうぞ。」
原田さんは、そう言うと私のお皿に乗っていた沢庵を1つ箸で摘み口に入れた。
「原田さん、それ私のですよ!!」
「ちゃんと食わねえお前が悪いんだよ。ほら、ちゃんと食え。」
原田さんなりの気遣いだとわかり私は、頷くと食べ物を口に運んだ。
(皆に心配させちゃっているな………)