幕末〓冷血の鬼
頭も良く、綺麗な顔立ちでとても強い。


そんな完璧な人に適うはずもない。


「平助どうしましたか?そんなに強く拳を握りしめて。」


山南さんにそう言われハッとすると手に爪の跡が残るくらい強く握っていた。


「俺、恋花が心配だから見に行ってくる。」


「それなら私も行きます。」


俺と総司は、部屋を出た。


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