幕末〓冷血の鬼
そんな気持ちになりながら俺と恋花は、部屋に戻った。


襖を開けると平助と総司が顔を膨らませていた。


だいたい予想はつく。


恋花と2人っきりでいた事だろう。


「どうしましたか?」


恋花がそう聞くと平助が恋花に近づいた。


「恋花ちゃん、何もされなかった?」


平助がそう言うと、恋花はキョトンとした顔をした。
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